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最近、食品の安全性を疑わざるを得ないような話題が多く報じられています。みなさんは、毎日口にする食品にどれほど興味をもって、またどれほど注意していますか。

【トランス脂肪酸って知っていますか?】
トランス脂肪酸は、高温下での油の処理や、植物油や魚油といった液体の油を固体脂にする過程で生じる、体に害をもたらす脂肪酸です。このトランス脂肪酸は、使い古しのてんぷら油に、マーガリンやショー
トニングに、食用油に含まれています。

脂肪酸は細胞膜を構成する重要な要素です。しかし、トランス脂肪酸は細胞膜や細胞の働きを乱し、体内の栄養物質を消費してしまう そうです。また、米国などの研究によると、悪玉コレステロールを増加させ、善玉コレステロールを減少させるともいわれています。よって、トランス脂肪酸の 摂取量が増加すると、動脈硬化や心臓病になるリスクが高くなるということです。
米国や欧米諸国では、トランス脂肪酸が体に及ぼす影響への認識が高まっており、含有量の表示を義務づけたり、多量にトランス脂肪酸を含む製品の販売を禁止するなどの措置がとられています。
一方、日本ではトランス脂肪酸の摂取量が米国の3分の1以下で、エネルギー比でみても米国が2.6%に対し日本は0.7%(現在は、エネルギー比が2% 以下であればほとんど影響がないとされている)であることなどから、トランス脂肪酸やその有害性への認識が低い状況です。

日本のとある大学での実験では、学生の昼食に含まれているトランス脂肪酸が「検出されないほど微々たる値~基準値を大幅に上回る値」まで幅広かったそうです。日本の平均が標準でも個々で見た場合には採りすぎているかもしれないのです。

表示がなければ見た目ではわかりませんし、味に変化があるわけではありません。自分の健康を維持させるためにも、みなさん個人個人でこういった危険性のある食品への認識を持って、注意していただきたいと思います。

2007.11.09

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