今年はずいぶんと寒い日が続き、暖房機器が大活躍ですね。みなさんは、暖房機器を使用することによって部屋の温度は上がりますが、湿度はかなり低く なってしまうことはご存知でしたか?
【湿度の影響】
最近は美容に気を配る人が増えており、冬場のエアコンなどによるお肌の乾燥は大敵だと認識されていることと思います。しかし、湿度の低下は美容以外にも 体に害を及ぼすのです。低温・低湿度はウイルスが大変好む環境ですし、喉の粘膜も刺激されやすいため、風邪を引いてしまう可能性が高くなります。また、静 電気が発生しやすいのも低湿度の環境だといわれています。湿度計があればわかりやすいですが、湿度計がなくても、口・鼻・目・お肌などの乾燥によって、不 快な状態であることは感じられると思います。
では、快適な湿度とはどれくらいなのでしょうか。温度と関係し、空気中の飽和水分量を基準として%で表すものを相対湿度というのですが、一般的にはその 相対湿度で45~60%が最もよい状態とされています。冬場は乾燥しやすいので、最低でも30%あればよいとされているようです。
【湿度を保つ方法】
冬場に快適な湿度を保つには、
・換気をこまめに行う
・エアコンと加湿器をうまく併用する
・洗濯物やバスタオルを室内に干す
・水や湯を張った洗面器などを室内に置く などがあります。
今日からでもできる、簡単なこともありますね!残りわずかな寒い時期をできるだけ快適に、そして健康にお過ごしください。
2008.02.29