みなさん、こんにちは。さっそくですが、今回は認知症の症状について簡単にまとめてみました！昨今、テレビや雑誌等で取り上げられることも多く関心が高い「認知症」ですが、まだまだ周囲には理解されにくいもののように感じます。

認知症といえば、新しいことが覚えられなくなったり、覚えていたこと、知っていたことを忘れてしまう記憶の障害が起こることについては御存じの方も多いかと思いますが、それだけではありません。介護をしているご家族の中には「都合の悪いことだけ分からないフリをするんだ！」とか「怠けているだけだ！」と仰る方もおられます。しかし実はそれが認知症の症状の一つだったりします。

○認知症の様々な症状
・普段行っていた家事が出来ない、段取りが悪くなる
・こだわりが強く予定外のことに対応できない
・状況に応じた正しい判断が出来ない
・言われたことが分からない、言いたいことが伝えられない
・物事への興味・関心が薄くなる
・日課を行わなくなる、趣味をやめてしまう
・眠れなくなる
・徘徊をする
・幻覚が見える・妄想がある
などなど、この他にもたくさんの症状が現れます。

認知症の種類や個人によって、症状の現れ方は異なりますし、環境によっても左右されます。また症状の中でも、精神的な症状はご本人やご家族の悩み、負担の原因となる場合が多いですが、適切な治療や対応で症状が改善することがあります。

もしもご自身やご家族が認知症かなと不安に思った時は受診することはもちろんですが、受診に抵抗がある方や、周囲に相談できる人がいない方は、お住まいの市区町村の窓口に問い合わせをすると相談できるところを教えてもらえます。どうかお一人で悩まないで下さいね。