【ビタミンCの摂取は、日焼けの後が最適】
メラニン色素の沈着を防ぐには、ビタミンCを含む野菜類の大量摂取が効果的です。
ただし、レモン、パセリ、みつば、セロリなどに含まれるソラレンという物質は、紫外線の吸収を高めるので、外出の前に食べるのは控えましょう。
レモンなどのビタミンCは、メラニン生成を抑制するホルモンの分泌を促してくれますが、日光を浴びた後に摂取するのでなければ逆効果になります。
日焼けした後、肌の炎症がおさまったら、シミを残さないようトマトやにんじん、ブロッコリーなどベータカロチンを含 む緑黄色野菜をたっぷりとって、新陳代謝を促しましょう。
【紫外線からお肌を守る、対策と手入れ】
紫外線の量は、場所や季節、時間によって異なるので、それに合わせた対策が必要です。
北より南の地域の方が紫外線の量は多く、また、高度の高い所の方が紫外線をより強く受けます。
砂浜や雪原など光を反射しやすい所では、ふだん日光をあまり受けない首筋などにひどい日焼けを起こします。この点を考慮し、外出時には肌の露出部分が少 ない服装や日傘、帽子、日焼け止めなどを携行し上手に活用しましょう。
もし、日焼けをしてしまったら、まず水で冷やすことが大切。化粧水やクリームの使用は、逆に肌を刺激することがある ので、肌の状態が落ち着いてからにしましょう。
2006.06.23