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【お肌をあらす、寒気と空気の乾燥。】
皮膚は体を防御する最前線。空気が乾燥し寒くなってくると、肌荒れやひび割れなど、肌の悩みがあらわれてきます。皮膚の一番外側は角層と呼ばれ、角質細 胞が15~30層積み重なってできており、水分の蒸発を防ぎ保湿する機能や、外からの有害物質の侵入を防ぐバリア機能を備えています。ところが、気温が下 がると、汗の量が減り汗腺などで作られる皮脂膜の量も減少、また角層からは蒸発する水分が増えて、皮膚が硬く乾燥しやすくなります。正常な皮膚では、新陳 代謝により自然に角化した角質細胞が一つずつはがれますが、乾燥した皮膚では固まってはがれるため、肌あれとなってあらわれます。寒さによる肌あれを防ぐ には、次のことを心がけましょう。

●入浴の際に、石けんなどでの洗い過ぎやこすり過ぎに注意
●入浴後はクリームや乳液などの保湿剤を塗って、脂肪分を補う
●素肌に直接着る衣類は、木綿などを選び素材に気を配る
●水仕事や洗剤を使う場合は、ゴム製などの手袋をして、手洗いのあとは保湿剤を塗る
●暖房時は、加湿器を使うなど室内の乾燥に注意する。

また睡眠不足は肌の大敵、肌の回復機能を高めるためにも、十分な睡眠をとりましょう。また適度な全身運動は血行や新陳代謝 を高め、内臓の働きを活性化し、肌のトラブルの原因となる便秘やホルモンバランスの崩れを解消するうえでも欠かせません。

【美肌を保つ基盤は、バランス食から。】
潤いのある美しい肌を保つには、バランスのとれた食生活が大切です。
必要なカロリーの中で、たんぱく質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラル類をバランスよく摂取しましょう。特に、ビタミン群とミネラルは、健康な肌づく りには必須の栄養素。肌のバリア機能を正常に働かせるためにも、たっぷりとりたいものです。肌のコンディションを整える栄養素として、しみ・美白にはビタ ミンC、しわにはビタミンE、新陳代謝を高めるのはビタミンB群、潤いにはコラーゲン(たんぱく質の1種)などがあります。

しかし、成分の1つをとるだけでは意味がありません。たとえば、肌の潤いを増すコラーゲンを体内でつくるには、ビタミンCが欠かせませんが、酸化しやす いため、ビタミンEや銅などの助けが必要となります。栄養素はどれも関連し合いながら機能しているので、バランスよくとる必要があるのです。

【食卓に備えておきたい、ごまと柚子】
肌の機能低下を防ぐ食材として、ごま、柚子などがあります。ごまは血管をしなやかにし、肌にハリを与えてくれるうえ、肌や粘膜を錆びさせる活性酸素対策にも効果を発揮します。

ごまを煎じたお湯に蜂蜜を加えたホットティーを毎日飲み続けると、血流がよくなって徐々に肌に潤いが戻り、滑らかな肌になります。柚子は、柑橘類の中で も特にビタミンCが多く、毛細血管の循環をよくするビタミンPも含まれており、肌あれには最適です。日々の食卓で積極的に取り入れたいものです。

2006.11.24

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