あけましておめでとうございます。今年も健康コラムをよろしくお願いいたします。
皆さま、年末から気温の変化が激しい日が続きますが、風邪をひいたりされていないでしょうか?風邪は予防することが一番ですが、今回は、風邪のひき始めや風邪をひいた時に効果的な食べ物を紹介したいと思います。
☆風邪のひき始めには…
身体をあたためて安静にすることが大切です。くず(葛根湯)、ねぎなど身体をあたためるもの、消化のよいお粥や雑炊、うどんを摂りましょう。
☆熱があるときには…
体温が1℃あがると、基礎代謝が約13%増加し、たんぱく質は普段の約2倍も分解されます。熱があるときは、卵や玄米などで栄養を補い、ねぎ・梅・ハッカで発汗と解熱を促しましょう。
☆のどの痛み・咳・痰には…
乾いた咳がでて、黄緑色の痰がでるときには、大根・梨・りんご・はちみつなどが効きます。
こもった咳がでるときは、みかんの皮・ゆず・キンカンがのどによいとされています。
痛んだのどの粘膜を治すには、レンコンやカブも効果的です。
寒気がするときには、しその葉や銀杏がよく、消化・吸収を高めて老廃物の排出を促すニンニクは、ウイルスを体内から追い出すのを助けます。
逆に、トマト・キュウリ・ナス・スイカなどの夏野菜、白菜・ほうれん草・柿は身体を冷やすとされているので、風邪のひき始めには避けたほうがいいようです。また、たけのこや大豆は喘息を悪化させる恐れがあります。
風邪の回復には、栄養補給のほかに、保温・水分摂取を十分行い、安静にすることが大切です。薬だけに頼らず、しっかり管理して早く治しましょう!
2007.01.05