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新大学生に5月頃に見られる症状として、一般的に知られているのは「5月病」。しかし近年では、学生の5月病は減少している様です。それに代わって 新社会人に5月病と同様の症状が見られるようになってきました。新社会人の場合、研修が終わって実際の仕事を始めるようになった6月頃に症状が出ることが 多い事から「新5月病」または「6月病」と呼ばれている。
しかしこの5月病と6月病、実はどちらも病院などで使われる正式な医学用語ではなく、きちんとした定義もありません。よって病院に行くと5月病・6月病は「適応障害」と診断されます。
新しい仕事・生活に夢中になっている間は気づきませんが、それらがひと段落する5月・6月頃に、気づかないうちに蓄積されていた心身の疲れが急に出た り、新しい環境に慣れることが出来なかったりすることから不安定な精神状態となりストレスが貯まり、何に対してもやる気が出ないなどの症状が現われます。

【5月病・6月病の原因】(一般的なもの)
・初めての一人暮らし、新しい環境についていけない。
・新たな人間関係が思うようにいかない。
・入試・入社などといった大きな目標を達成した解放感。
・大きな目標を達成したことによって次の目標を見失い、混乱状態となる。
・想像していた新生活と現実のギャップ。

【どんな人が5月病・6月病になりやすいの?】
上記の原因に該当する全ての人が5月病・6月病になるわけではありま
せん。一般的に真面目で几帳面、神経質、内気、完璧主義な人が5月病・
6月病になりやすいと言われています。

【5月病・6月病の主な症状】
●身体的症状
・疲れやすい
・朝起きられない
・食欲がわかない
・めまい
・頭痛・腹痛・便秘
・不眠
・動悸

●精神的症状
・やる気が出ない
・イライラする
・なんとなく落ち込んでいる
・何をするのも面倒で億劫
・興味・関心がわかない
・思考力・判断力が持てない
・不安や焦りを感じる

●行動面 ←(ストレス解消によって現れるもの)
・お酒、タバコの量が増える
・食べ過ぎる
・刺激物を好むようになる

以上の様に「やる気がでない」「不安や焦りを感じる」などの精神的症状 から、頭痛や不眠症、動悸などの重い症状が現れることもあり、「ただの5月病・6月病」で済まなくなる場合もあります。身体的症状が現れ、その症状が重い 場合は、心療内科や精神科を受診することをおすすめします。抗不安定剤など薬を服薬することで症状が緩和されます。
5月病・6月病の大半は1~2ヶ月で治ると言われていますが、長引くと「うつ病」へ移行する事もあるため、特に注意が必要です。よって症状が重くなる前に受診することが大切です。

 

2007.05.25

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