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暖かい日が続き、いつの間にか春になりましたが、みなさんいかがお過 ごしでしょうか?今回は、たくさんの病気の中の一つ、「閉塞性動脈硬化症(ASO)」について紹介させていただきます。

1.閉塞性動脈硬化症(ASO)とは
動脈硬化に伴って血管が狭くなり、足などの虚血症状(あまり血が巡らないような状態)を呈する病気です。これは、動脈の内側にアテロームという脂肪や石 灰の沈着物が潰瘍を形成して、閉塞の原因となります。また、糖尿病を合併することが多く、男性患者が多いといわれています。

2.原 因
動脈硬化の危険因子、つまり、高脂血症、高血圧、喫煙が主なものです。その他、糖尿病、肥満、高糖質食、ストレスなどが増悪因子となります。

3.症 状
以下のような症状が現れやすいです。
・両手足のしびれ
・皮膚温の低下
・間欠性跛行(歩行中に足の痛みが起こり歩行困難になるが、しばらく休むと再び歩けるようになる。これを繰り返すような症状です。)
・安静時疼痛  等

4.治 療
内科的治療として、●薬物療法、●経皮的血管形成術(経皮的に狭くなっている動脈にカテーテルを挿入し、バルン(風船のようなもの)により狭くなった部分を治療する方法。)があります。
外科的治療としては、●血管内膜摘除術(病変部の動脈を切開して、血栓やアテロームを内膜とともに切除する方法。)、●バイパス術などがあります。

動脈硬化は様々な病気の原因になります。今話題のメタボリック症候群は、この動脈硬化や、それに伴う病気の予備軍と考えていただき、適当な体型、体重を維持し、健康的な生活を送りましょう。

2008.03.28

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