9月に入っても気温の暑い日も多いですね。残暑バテといわれるものもあるそうですが、今回は夏ばてについてのお話です。
■夏ばての症状
夏ばての症状はみなさんがご存知のとおり以下のような症状があります。
1.身体のだるさ
2.疲れやすい
3.食欲不振
4.不快感
5.集中力がなくなる
などがあり、決して気持ちよいものではないですね。
■夏ばての主な原因
では、なぜ夏ばてになるのか。
原因も肌で感じてらっしゃる方も多いでしょうが、以下のようなものが主ではないかと思います。
1.激しい体温変化
2.栄養分の吸収力低下
3.冷房
人の身体は体温を36度~37度に保とうとします。これはこの温度くらいが身体の活動をもっとも活発にするからです。
夏になると気温も上昇し、それに伴って温度調節のために汗をかきます。このときに体内のミネラル分も出て行ってしまうことで体内のバランスが崩れてしまい、疲労感を感じます。
また大量の汗をかくことで、冷たい飲み物をどうしても大量にとってしまいます。すると胃腸が冷えてしまい、胃腸の働きも悪くなってしまいます。
それに加え冷房の効いた部屋と暑い外の行き来によって温度調節をしている自律神経が対応しきれなくなってきてしまい、身体の調子がおかしくなってくるのです。
このように夏ならではの暑さによってさまざまな原因が絡み合い‘夏ばて’という症状を引き起こしているようです。
■夏ばての対策
原因がわかれば、対策もできると思います。
ミネラルを失うのであればバランスのよい食事をし、ミネラル分の多い野菜をとることを意識したり、胃腸の動きを悪くしないためには冷たいものを取らないなどの対策が考えられます。
また、当たり前でですが、生活リズムをしっかりつくることや、エアコンをうまく使うことが夏ばてにならない身体を作ることにつながると思います。
~夏も終わってしまいますが、‘夏バテ’に負けないようにがんばりましょう!~
2008.09.12