デイサービスで毎日の笑顔をサポートする総合介護事業のリハネット神戸

 

 こんにちは。すっかり寒くなって体も縮こまってしまいがちになりますね。筆者も寒さは苦手でよく猫背になってしまっています。姿勢といえば見た目だけの問題のように思えますが、実は、肩凝りや手足や痺れ、視力の低下、高血圧、うつ病、浮腫等、健康に影響を与えることもあります。なぜ姿勢が悪くなるとこれらの症状を引き起こしてしまうのでしょうか。

不調を起こしてしまう機序は?

 姿勢が悪いと、背骨や骨盤の位置がずれてしまいます。その結果、体の中の空間が狭くなり、内蔵が正しい位置に収まらなかったり、内臓に大きな負担をかけてしまうために疾患へと繋がってしまうのです。
また、背骨は脳と体の各部位を繋ぐ神経の通り道としての役割も担っている為、ここが歪んでしまうと神経が圧迫されてしまいます。すると、体からの情報がうまく脳に伝わらなかったり、逆に脳からの司令が体に行き届かなくなります。その為に手足の痺れや浮腫といった症状が出てしまいます。

日常の生活の中で姿勢を良くしていきましょう!

 猫背になっている人は日頃の生活の中で姿勢を気にしていかなければなりませんね。
例えば、スマートフォンを扱うときに下を見るのではなく、スマートフォンを持っている手を上げて顔の前まで持ってくる。パソコンを使うときは、キーボードをできるだけ体に近付けて、体を真っ直ぐにしたままデスクワークをする。等、小さいことから改善していきましょう。

 あと1つ、起きるのが辛い冬の朝に最適な方法を紹介します。
朝目覚めたら、寝たまま背伸びを1分してみましょう。伸びは筋トレと代謝アップの効果を併せ持っているので歪みや浮腫、関節の痛みも改善されます。寝た状態で伸びをすることによって、下半身の血液が上半身に戻る際に重力に邪魔されません。下肢の浮腫効果が期待されます。又、伸びを繰り返すことによって筋肉の収縮と伸張を繰り返すのでポンプの役割となります。
思いっきり伸びているときは筋肉が緊張する為、手足の血液が一時的に阻害されますが、脱力すると筋肉の働きが緩み、一気に毛細血管にまで血液が流れ込むのです。それを繰り返すことによって血液循環が改善されて冷え性の改善にも効果が期待されます。
寝起きの1分でこれだけの効果が期待されれば試してみる価値はあるかもしれませんね。

 2016年もあと僅かになりました。健康コラムを読んで下さっている皆様ありがとうございました。今年も大変お世話になりました。来年も良い年になります様、お祈りしております。良いお年をお過ごし下さいませ。

健康関連商品の通販

リハネットの定期健康コラム

当社ディサービスの風景をお届け

リハネットの好評イベントをレポート形式で

Instagramはじめました