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暖かくなったり寒くなったり、今の時期、風邪をひいてしまったーと思っている方も多いのでは?…ですが、その症状、本当に風邪ですか??実はこの時期、もうすでに花粉が飛び始めているんです。いまや日本人の4人に1人が花粉症と言われる時代、その数は年々増加しています。花粉症の症状は風邪の症状に似ているので、花粉症だと気づかない方も多いようです。今回は風邪と花粉症の違いについてお話します。

花粉症とは

スギやヒノキなどの植物が原因となって、くしゃみ鼻水などのアレルギー症状を引き起こす病気で、季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれています。
季節性アレルギー性鼻炎は、原因となる花粉が飛ぶ季節にだけ症状が出現し、日本では約50〜60種類の植物が原因で引き起こすと言われています。

花粉症の症状

花粉症の症状は風邪とよく似ています。主な症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、涙、充血などです。中でも鼻づまりの症状は花粉症患者の約9割に現れると言われています。その他、喉のかゆみ、皮膚のかゆみ、下痢、熱っぽい感じなどの症状が現れることもあります。

風邪症状との違い

○くしゃみ:花粉症では連続して何度も出ますが、風邪では何度も何度も連続して出ることはありません。

○鼻水:花粉症ではサラサラした透明のものが持続しますが、風邪ではサラサラしたものから粘液性、色がついたものに変わっていきます。

○鼻づまり:花粉症では症状が重くなりやすく両鼻がつまりやすいですが、風邪では両鼻が同時につまることは比較的少ないです。

○発熱:花粉症では出現しにくく、あっても微熱程度ですが、風邪では高熱が出ることもあります。

○目のかゆみ、涙、充血:花粉症にはみられる症状ですが、風邪ではみられません。

○症状の持続期間:花粉症は花粉が飛んでいる間ずっと症状が持続しますが、風邪は大体長くても1週間程度で治まります。

○天気の影響:花粉症は天気によって症状が強く出たりしますが、風邪の症状は天気に左右されることはありません。

いかがでしょうか??最近風邪ひいたかなーと思っていた方、当てはまる項目はありましたか?もしも当てはまる項目があれば、早めに医師に相談して下さいね。花粉症の症状は風邪とよく似ていますが、風邪とは治療法が異なります。重症化しないためにも、みなさん、花粉症の知識を持っておくことが大切です。

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