そろそろゴールデンウイークの予定も気になる頃ですね。もう予定はお決まりですか?
しかし注意したいのがゴールデンウイーク明けの5月病ですね。5月病とは、ゴールデンウイークを過ぎた頃から、気分が落ち込んでしまう状態の総称です。症状としては、「やる気がおきない」「体がだるい」「思考力・集中力の低下」「食欲低下」などがあります。
「5月病」は医学的に使われる病名ではないのはご存知ですか?
5月病にならないための予防法について紹介します。
5月病にならないための予防法
1.質のよい睡眠をとる
睡眠の質をあげることで疲労回復の効果を期待することができます。
・起床・就寝の生活リズムを整える
・寝る前にテレビやスマートフォンなど明るいモニターを見ない
・夕食は寝る前2時間前、入浴は1時間前までに済ませる
など生活習慣を見直すことでぐっすり眠れるようになります。
2.日光を浴びる
脳内の神経伝達物資であるセロトニンが欠乏することでうつ状態を招く可能性があることが分かってきました。セロトニンの分泌は、日光を浴びることで安定させることができます。
3.栄養バランスのとれた食事
セロトニンを多く含む食品として、肉・納豆・乳製品が挙げられます。その他、「抗ストレスビタミン」とも呼ばれるビタミンCはキャベツ、トマト、グレープフルーツに多く含まれているので、上手に摂取するといいですね。
ストレスを軽減し、精神を安定させる成分を上にあげましたが、何よりもバランスの良い食生活をすることが大切ですね。
4.体を動かす
運動をし、体を動かすことはストレス解消に繋がります。また、ウォーキングやサイクリングなど有酸素運動を行うと、セロトニンの分泌が促進されることがわかっています。
5月病の多くは時間の経過とともに改善することが多いです。しかし5月病かと思ったら、実は適応障害などの精神病だったという場合もあります。どんどん症状が悪化する、症状が長引くなどの経過がみられれば医師の診察を受けることをオススメします。